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雷はどのようにして起きる?(10/07/18)
雲の中のあられや水滴なのです。
雷を起こすのは積乱雲(入道雲)です。
落雷時の電圧は、一般家庭の数百万倍といわれています。
落雷の怖さがお判りいただけると思います。
この時に生じるエネルギーは稲光という光になって、我々も目にすることができます。
では、ゴロゴロという雷鳴はどうして起きるのでしょうか。膨大な電流が流れた際、周囲の空気は瞬間的に3万℃にも熱せられます。
急速に熱せられた空気は膨張し、周りの空気を振動させます。
この振動が雷鳴です。
雷によって生じた光は瞬時に周囲へ伝わりますが、音は1秒に340mしか進みません。
そのため、稲光と雷鳴との間に何秒かかったかを数え、それに340をかけると、雷雲の位置が何m先にあるかがわかります。
【参考文献】
「地球のすべて」がわかる本 向山洋一(編者)、岩切洋一(著者) PHP研究所 発行