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フォッサマグナって何?(10/04/03)
日本周辺は大きな4つの岩盤(プレート)によって出来ています。
ユーラシアプレート、フィリピン海プレート、太平洋プレート、北米プレートです。
フォッサマグナの正体とは、このうちの北米プレートとユーラシアプレートの境界です。
日本の東西で文化にさまざまな違いがあることは、よく知られています。
もちろん、これには社会的要因も大きく影響しています。
電気の周波数の違いは、鎖国を取り止め、外国文化を積極的に吸収し始めた明治維新の際、ドイツとアメリカからそれぞれ技術援助を受けたことが原因です。
しかし、フォッサマグナが東西の交通を遮断してしまい、文化の交流に歯止めをかけたと考えることもできるのです。
昔、東日本の家庭には「新潟の毒消し売り」が、西日本の家庭には「近江の薬売り」がやってきました。
「富山の薬売り」は活動の範囲が両方に及んでいました。
このマーケットの違いも、上記の峻険な地形が影響しているのではないでしょうか。
また、お寿司の形態にも違いがあります。東日本では「にぎり」が主体、西日本では「箱寿司」が主体になっています。
地形は文化の相違を生じさせることもあるのです。
【参考文献】
「地球のすべて」がわかる本 向山洋一(編者)、岩切洋一(著者) PHP研究所 発行