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オスとメスの性の進化、何故?どのようにして?(09/12/20)
地球環境がひどく悪化した。
それを乗り切るために新たな性の進化が起こり、 オスとメスの別が生じた。
約21億年前、遺伝子(DNA)を保護するため、「核」を持つ真核生物が、地球上に誕生した(バクテリアなど「核」を持たない生命を現核生物といいます)。
彼らは、「性」というものが無く、自分の身体を分裂させて増殖していった。
ある時期、大規模な環境異変が起きた。
場所によっては栄養分の不足から、彼らは絶滅の危機に陥ったのです。
この事態に対応するため、真核生物たちは、近くにいる仲間たちと合体し、互いに栄養を補い合おうとしました。
合体した固体にはDNAが2組入っています..らしいです。
彼らは次に増殖しようとする時、合体する前に持っていたDNAを一部交換し、合体前とはまったく違ったDNAをつくり出します。
このシステムによって、さまざまな性質の個体が生まれます。
中には、厳しい環境下を生きられる個体が発生したはずなのです。
地球規模での環境異変に適応するため、2つの個体の合体で新しいタイプの子孫を残す。
これが「性」の始まりなのです。
...らしいとしか書けませんが、すごいね、生命って、すごい。
【参考文献】
「地球のすべて」がわかる本 向山洋一(編者)、岩切洋一(著者) PHP研究所 発行
(09/12/20 τμ記)